イラストレーター・作家のはしもとあやねです。
企業でも「イメージキャラクター」を使ったPR方法をよく見かけますね。
最近ゆるキャラや萌えキャラ、バーチャルYoutuberなどなどキャラクターの活躍の場は広がっています。
この記事では、見積もり前にチェックするべき、注意やポイントを依頼される側の目線で紹介していきます。
イラストレーターさんと行き違いが発生しないようにするために是非チェックしてみてください。
Contents
依頼する際に必ず伝えておくべき項目3つ
キャラクターを作る目的を明確に提示する
キャラクターが持つ役割をしっかりと決めて依頼することが大切です。
単に「PRのため」だけではなく、「ホームページのシステム側の案内役に使う」のと「集客のためにイベントのチラシ等に使う」のでは全然意味や役割が違っていきます。
キャラクター制作を決める際は、必ず目的を考えてから依頼しましょう!
事前に伝えておくと打ち合わせがスムーズですね!
サービスの概要とターゲットを伝える
だれに向けてのサービスなのか。
男性向けなのか、女性向けなのか。ターゲットの年齢は?
この情報があるのとないのでは、キャラクターのテイストが大きく違っていきます。
商材となるサービス=キャラクターそのもの
最初の段階でしっかりと伝えておきましょう
使用媒体を思いつく限り伝える
例えば「パンフレットに使う」、「ホームページに使う」。
この2つだけでもデータの作成方法や書出し方法が変わってきます。
思いつく限りの使用媒体を伝えておくと、納品データに不備がなく、正確な見積もりが算出されます。
後述でもありますが、のちに展開したいアイデアなども伝えておくとイラストレーター側からの提案もスムーズになります。
依頼前に考えておいたほうがいいこと3つ
決まっている場合は、キャラクターのモチーフや設定を事前に考えておく
「ウサギのキャラクター」「女性のキャラクター」などのモチーフや設定が決まっている場合は事前に伝えておきましょう。
決まっていたら、ラフ提案までの期間がスムーズなのはもちろん、イラストレーターさんによっては、設定費やアイデア費などが割引になる場合もあります。
例えば2案中、1つはウサギ、もう1つはおまかせでラフを出してもらうのもいいかもしれません!
複数カット依頼をする
喜怒哀楽の表情やポーズなどの他カットの有無を伝えておきましょう。
漫画やチャットスタンプなどの「後の展開」の仕事も頼めるか聞いておく
使用媒体に近いかもしれませんが、「説明用の漫画に登場させたい」「子供たち向けの塗り絵にしたい」などの後々の展開を考えている場合は、キャラクターデザインをしたクリエイターに依頼ができるかどうか確認しておきましょう。
事前に伝えておくとイラストレーター側から事前に見積もりやアイデアが来るかもしれません!
広告物や漫画などに精通しているクリエイターとキャラクターを一緒に育ていく環境がキャラクターPRの成功への道です。
キャラクター単品を頼むのではなく、のちの展開も考えたパートナーを探しましょう。
依頼する前の注意
絵柄やタッチなどクリエイターの「得意分野」を見極めよう
例えば、30代男性に向けたキャラクター制作を考えているのに、かわいらしい女性向けタッチのイラストレーターに頼んでしまっては
想定していたようなキャラクターができあがらないですし、依頼したイラストレーターさんの良さを活かしきれません。
自社サービスの色にあったイラストタッチがかけるクリエイターを探しましょう。
過去に効率の良いイラストレーターさんの探し方を紹介した記事を書いておりますのでぜひご覧ください!
WEBサイトを持っているイラストレーターさんだと、
サンプルイラストや自分の絵柄の強みをしっかり掲載している方もいるのでチェックしてみましょう!
ホームページに掲載していない実績もあると思いますので、お取り寄せしてみるのもいいかもしれません
今後も「一緒にサービスを育てていくパートナー」と長く愛されるキャラクター作りを
いかがでしょうか?
キャラクターはただ作ってもらうだけではなく、活躍の場を広げる漫画やチラシなどの広告物への活用が必要になります。
そのためにはキャラクターを一緒に作り上げていくパートナーが不可欠です。
サービスを育てるパートナーのために、事業の目的やゴールをしっかりと伝えて、
クリエイターさんと一緒に長く愛されるサービスとキャラクターを作り上げていきましょう。